未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

#1 フィリピン留学は英語学習の救世主、ではない!

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フィリピン留学全盛期!

 

いま、日本ではフィリピン留学がたいへんにアツいです。

 

今年の1月5日、2つめの語学学校FEAに留学すべく、成田発セブ行きのフィリピン航空便に搭乗したときのこと。

 

隣の方は英文法の参考書を広げ、後ろの二人の方は語学学校の話をしていました。機内は日本人留学生だらけでした。

 

とあるデータによると、2011年には約10,000人、2012年には約20,000人もの日本人がフィリピンに留学したそうです。そのカーブは指数関数的に上昇しており、同じ割合で増えていったとすると2014年は80,000人という数字が予測されます。フィリピン留学への関心の高さが伺えます。

 

最近はメディアも頻繁にフィリピン留学を取り上げるようになりました。なんか、フィリピン行けば英語できるようになりそうな気がしてきましたね!

 

救世主ではないです

 

ですが、今回はこの命題にはっきりとNO!を突きつけたいと思います。

 

炎上必至のタイトルですね。お世話になった学校関係者の方々に怒られそうですが、ちゃんと説明します。

 

フィリピン留学の反省

 

フィリピン留学がムダだと言っているわけではありません。

 

私自身、実際にフィリピンに留学して英語力が伸びなかったのかというと、全くそういうことはありません。留学を終えたいま、ある程度自信をもって話せるようになったのは間違いなくフィリピンの学校のおかげです。

 

じゃあ一方で、自分がその環境を120%活用できたかというと、もちろん想定通りだった部分もあるけれど、はっきり言って反省点だらけです。あの環境を最大限活かすには、留学前と留学中に相当の準備と努力をすべきだなぁ、というのが正直な感想です。

 

そう、フィリピン留学には戦略が必要なんです。

 

ですので、フィリピンを「とりあえず行けば英語ができるようになる場所」だと少しでも考えている方には、この後の記事を是非読んで頂けたら嬉しいです。

 

結局は自分次第、だということが理解頂けるかと思います。 

 

そう、行けば志望校に合格させてくれる予備校なんてないのと同じように・・・

 

留学って人生の一大イベントだから・・・

 

留学って、自分の時間やお金の都合はもちろん、家族や上司や同僚など、いろんな人の理解や支えがあって初めて実現できるものだし、人生の中で留学している時間ってそれほど長くないので、最高に充実した時間を過ごしたいですよね。

 

救世主ではないと書きましたが、フィリピンは、明確な目標と入念な準備があれば、たった数ヶ月で別人のように変われる場所であることは間違いありません。

 

 

人生はかけ算だ。どんなにチャンスがあってもキミがゼロなら意味がない

 

という名言もありましたが、「人生」の部分を「留学」に置き換えると、本記事で伝えたかったことが理解頂けるかと思います。ちょっとうまいこと言ったかもしれません。

 

ここで書いたことが一人でも多くの方に、少しでも役立てば幸いです。みなさまが充実した留学生活を送られますように。