未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

#7 留学中よりも留学後の方が重要なたった一つの理由

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留学終わったら英語どうするんですか?

 

今日は、これから留学する方に、ぜひ検討して頂きたいことをもう一点、書いてみたいと思います。

 

それは、留学「後」のプランについてです。

 

フィリピンに留学した方の多くは、日本では効果的に英語、特にスピーキングを勉強できないから渡比したはずです。

 

ということは、留学後、何もせずに日本で以前と同じような生活をしていれば、すぐに英語力は落ちてしまうことは火を見るより明らかです。

 

ですが、留学生活に夢中になるあまり、帰国後の英語力維持向上の方法について具体的な計画を持っていない人は意外といるのではないか?という印象を受けたので、今回問題提起してみることにしました。

 

いやいや、みんな何か目的があって英語を勉強しに来ているのだからそんなのは愚問ではないか?と思ったりもしましたが、必ずしもそういう人ばかりではないのと、目的があっても事情あって当面自分で英語力を維持しなければならない人もいるはずなので、それなりに意味のある問いなんじゃないかと思っています。

 

帰国後の英語力維持向上については、今まさにフィリピン留学を終えたばかりの私もかなり意識しているテーマです。この後アメリカ留学を控えており、さらに英語力を伸ばすチャンスがあるとはいえ、アメリカ留学が終わってしまえば状況は同じですので、しっかり計画を立てたいと考えています。

 

オンライン英会話は×

 

さて、では具体的にどんな方法があるでしょうか?

 

すぐに思いつくものとしては、オンライン英会話があると思います。

 

ですが、私は少なくともオンライン英会話で英語力を維持しようとは考えていません。

 

理由は、意識的に努力しなければ維持できないような仕組みでは、いずれ日常生活における優先順位は落ちていってしまうためです。私個人はオンライン英会話を経験したことがないので、その効果自体を否定しているわけでは全くないです。ですが、予約して、決められた時刻にPCの前に座って、30分しゃべって、・・・というルーチンをずっと続けるには、結構エネルギーが必要だなぁというのが私の印象です。特に仕事を持っていると、疲れているときは明日でいいや、ってなってしまうのは目に見えてます。

 

また、オンライン英会話が英語力維持の手段になってしまうと、それは当面の間そのためにお金と時間を費やし続けることも意味するので、やはり現実的でないように感じます。英語力維持のために、その後ずっと続けるんですか・・・?って考えてみると、ちょっと違うよなぁと思います。

 

帰国後も勉強を続けることの重要性はもちろん理解していますが、それだけでは不十分だと思います。

 

再び、英語を使わざるを得ない環境に

 

個人的には、根本的な解決策は意識しなくても英語を使わざるを得ず、英語力が自然と維持、向上できる環境に身を置くことだと思います。我々日本人が日本語を自然に身につけたように。

 

考えてみればフィリピン留学で英語力が向上するのも、一日中英語漬けになるあの環境があるから、というのが最も大きな理由のはず。であれば、同じことを日本でも行えばいい、というのは自然な発想ですよね。

 

ただ皮肉なことに、これだけ英語の必要性が叫ばれていながら、この国では日本語だけで生きていけてしまうのが現状です。この状況が日本人の英語力の維持、向上を難しくしていると考えています。

 

で、いろいろと考えてみましたが、そんな環境を日本人が手に入れるのであれば、現時点では英語を必要とする仕事に就いてしまうのがやはり一番早そうです。

 

例えば「就職」という枠で考えるのであれば、最近は外資系企業はもとより、日本企業でも海外進出に伴い英語の必要性が高まっているところは多いはず。また、日本から出ずとも海外の社員や顧客とテレビ会議や電話、メールで業務を行うこともあるでしょう。

 

私個人はまだ英語を使って仕事をしたことがないので今回はここで終わりにしたいと思います。また他に何かいい方法があればこのブログで共有します。

 

今日のまとめ:

フィリピン留学を検討し始めたら、留学「後」の仕事で英語を使うプランもセットで考えよう!自主的に勉強するのはエネルギーがいるので、英語を使わざるを得ない環境に身を置くのがポイント。