未来経済ラボ

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#8 スピーキングスキルゼロの人が克服すべきポイント1

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本日からは、留学中の実際の授業において克服すべきポイントを書いてみたいと思います。もちろんスピーキングについてです。

 

私自身は帰国子女ではないのはもちろん、フィリピンに行くまでは留学経験もありませんでした。学校の英語の勉強は好きだったものの、スピーキングについては仕事等で使う機会もなく、まったくゼロからのスタートだったので、参考にして頂ければ幸いです。

 

口から英語が出てくるのにものすごく時間がかかる

 

まず克服すべきはこれだと思います。

 

以下の記事で書いたように、我々が実際に話すときというのは先生から質問を投げかけられて答える、というケースがほとんどです。

 

参考:#3 留学前にリスニングとボキャブラリー、の理由

 

ところが、先生の質問が理解できて、言いたいことも頭の中にあっても、適切なグラマーを用いてボキャブラリーを組み立てるのに、最初はすごく時間がかかる、というのは多くの人が最初にぶつかる壁だと思います。どんなに平易な内容であっても。英語で表現する思考回路が出来ていないので当然です。

 

これについては残念ながらすぐに効果の出る方法はなく、スピーキングの絶対量を増やすことでしか改善できないと思います。

 

しかし逆の言い方をすれば、これは量をこなしているうちに解決する種類の問題だと確信しています。

 

私ももともと訥々と話す性格もあって、初めはこの点をずいぶん先生に指摘されたものですが、徐々に改善し、2ヶ月ほど経った頃には「だいぶスムーズに話せるようになったね!」と言ってもらえるようになりました。

 

具体的なポイント

 

ただ漫然と話し続けるよりは、以下2点をおさえておくと、より向上は早いと思います。

 

  • 文章が完成してから話すのではなく、頭の中に思い浮かんだ単語はどんどん喋ってしまう(実際、日本語はみんなそうやって話しているはずです)
  • ミスを恐れない(先生だってネイティブだってミスします。授業で指摘されたミスは吸収効率が全然違うので、どんどんミスしてやりましょう!)

 

繰り返しになりますが、スピーキングの量をこなすのは絶対条件なので、担当の先生が十分な量を自分に話させてくれているかには常に目を光らせておく必要があります。一方的に話し続ける先生には改善要求を、それでもダメだったら即チェーンジ!です。

 

参考:#5 留学を終えて感じた、語学学校を選ぶときに考えたいもう2つのこと

 

今日のまとめ: 

 

口から英語が出てくるのに時間がかかる問題については、量が質に転じるのを根気よく待つべし。そのため、一回一回の授業ではスピーキングの絶対量を確保することを常に意識すること。