未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

#244 移住するからといって節約に走ってはいけない、たった一つの理由

いや、移住したら定収入がなくなるというのは分かるんだけど、だからといって節約に走っちゃダメなんです!

 

移住と同時にフリーランスになる人の話です。

 

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お金を節約しても一瞬で消える

 

例えば、いつも会社の近くで1,000円のランチを食べているけれど、移住に向けて貯金すべく500円のお弁当にしたとしましょう。そうすると1日500円浮いて、20営業日働いたとしたら月に1万円浮きます。

 

だけどその浮いた1万円は、一度使ってしまったらもう終わりなのです。一瞬です。だから貯蓄のために節約に走ってはダメなのです。

 

だからといって浪費を勧めている訳ではもちろんないです。また、貯金が不要だと言っている訳でもないです。貯蓄は、特にリスクある環境に飛び込もうとしている人にとっては不可欠なものです。言いたいのは、貯金が目的となってしまい、普段使うお金をケチるようになってはいけないということです。

 

もう一つの理由があります。

 

つまらない人間になってしまう

 

それは、自分への投資にも消極的になってしまい、簡単に言うとつまらない人間になってしまうから、です。節約に走るあまり自分への投資を躊躇すると、長期的には節約した以上のチャンスを失うことになります。

 

例えば個人でメディアで運営している人の例が分かりやすくて、好きなこと、興味のあることにお金を使っていないと、個性的な体験をしなくなるので、記事が面白みを失っていきます。誰でも書けるような記事しか思いつかなくなり、ビジネスのチャンスは減っていきます。

 

「お金を使わないこと」が人生の最優先事項というのはもはや悲劇です。

 

自分に投資し、ストック型ビジネスを育てるべき

 

逆に、日常的に自分への投資になるようなお金の使い方をしていれば、一時的にはお金は減っても、それは自分の魅力を高めることにつながります。その体験を上手にメディアに吸収させていけば、ストック型の収益になりますし、新たな仕事の機会につながることだってありえます。

 

ウェブ上で写真を販売している人がいたとしたら、交通費をケチって近所の写真ばかり撮るよりは、遠出して普通の人が取れないような写真を撮る人の方が、長期的に金銭の面でも評判の面でも成功しやすいはずです。

 

さいごに

 

リスキーな環境に身を置こうとすると、ついつい保守的になってしまうけれど、収入が安定している今こそ、逆にお金で体験できることはしておくべきですよね。

 

これってビジネスと全く同じだなと思いました。支出を抑えるために投資を控えるとスケールしないどころか衰退に向かう。上手に投資すればそれ以上のフルーツを得られる。みたいな。

 

そしてお金のことを全く考えずに生活していても赤字にならなくなったら勝ちですね。それまでは投資しながら自分のストックビジネスを育てることに注力すべきだと思います。

 

かくいう自分も、まだブログの課金分すら回収できてないので、精進あるのみです。上手に使って、それ以上に稼げるようがんばりますよ!