未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

#87 バークリーday59 思いついたことはやってみるべし

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水曜日は個人レッスンの日。

 

・先生が2週連続で大幅に遅刻してきたので、今回はダメもとで前日に

 

Dear  ***

 
Hi ***, this is ***.
I would like to learn jazz harmony from you tomorrow.
Could you teach me how I play cool harmony like you please?
I look forward to your class.
See you at 11:00am tomorrow.
 
Sincerely,
***
 

と、11時にちゃんと来いよ的なメールを送ってみた。

 

定刻に来ててうけた。思いついたことはやってみるものだ。っていうか言われなくても時間通りに来なさいよ。

 

 

・しかも、今日はJazz Harmonyのまさに学びたいと思っていたことを教えてもらえた。国籍も年齢も全然違う者同士だけど、心が通じ合った感じがした。今日学んだのは

 

"Work Backwards Between Terminal Points"

 

と言って、任意のコードの直前に別のコードを挿入するテクニック。Terminal PointsとはBasic Chordsのこと。挿入できるタイプのコードには3つあって、

 

1.5度上のコード、すなわち二次ドミナント(着地先がCだったらG7)

 

2.二次代理ドミナント(着地先がCだったらD♭7)

 

3.1と2のセブンスコードをsus4に変更(着地先がCだったらG7sus4かD♭7sus4)。さらにこれらはそれぞれD-7やA♭-7と構成音がほぼ一緒なので、そちらに置き換えてもOK。

 

これを応用すると、例えばF→B♭maj7の進行を、F→D-7→C7→B7→B♭maj7と演奏することができて、フレーズの深みが一気に増す。先生みたいにインプロビゼーションで使いこなせるようになるには相当の練習が必要だと思うけれど、まったく苦にならないと思う。自分のスタイルを早く見つけられるように、毎日こまめに練習しよう。