未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

『日本3.0』を読んでみた。これはすべての30代必読の書。

 

いやー、やっぱり佐々木さんの著書は名言だらけですね。今回も赤線で真っ赤っかになりました。Kindleだけど。

 

日本3.0 2020年の人生戦略 (幻冬舎単行本)

日本3.0 2020年の人生戦略 (幻冬舎単行本)

 

 

 

「本書を読んで、自分の行動をどのように変えますか?」と聞かれたとしたら、「とにかく動き続けること」と答えることにします。

 

「チャレンジしているか」という観点で見ると、世の中には3タイプの人がいると思っています。

 

1.常にチャレンジし続ける人

2.チャレンジしてないことに気付いてはいるけれど、いろんなしがらみで行動を起こせていない人

3.チャレンジしてないことに疑問すら持たない人

 

このうち、3にだけは陥らないように気をつけなければなりません。理由は、一度3の状態になると、2や1に戻るのにとても大きなエネルギーが必要となってしまうためです。

 

では2であればいいかと言うとそれも違くて、2の状態が長く続くと、いつのまにか3になってしまいます。やはり1を目指すべきです。

 

ではどうすればいいか?

 

小さなことでもいいので、自分の環境に変化を起こし続けることだと思います。チャレンジというと起業や独立をイメージすることが多いけれど、転職でも、新しい趣味でも、なんなら引っ越しとかでもいいと思うんですよね。人間は環境の奴隷なので、意識的に環境を変え続けることが重要

 

そしてその習慣を身につけるのは若いに越したことはないですね。家族を持つと、取れるリスクの大きさは限られますものね。

 

その意味では、いくら養う家族がいようが、終身雇用や35年ローンといった前時代的な考え方は、さっさと忘れ去った方がよいですね。チャレンジの足枷にしかなりません。

 

そんなことを考えました。以下、引用です。

 

「日本3・0」時代のキャリアにおいては、「多動であること」がプラスになります。パンクするほど多くの領域に手を出すのは考えものですが、多少のキャパシティオーバーは気にせずに、とにかくフィールドを広げてみてください。「多動であること」と「ある分野に集中すること」。これを両立することこそが、「日本3・0」時代を満喫する「最高の働き方」なのです

別に、上司や同僚に嫌われてもいいじゃないですか。  別に、世間で痛烈に批判されてもいいじゃないですか。  別に、こっぴどい失敗を犯してもいいじゃないですか。  反対意見があっても、自分が正しいと思ったこと、世の中のためになると感じたこと、これはいけると感じたアイディアをどんどん実行してみればいい。失敗しても、何もしないより100倍ましなのですから

 

30代ビジネスマン、ビジネスウーマンに対する、佐々木さんの愛がこれでもかというくらい伝わってきますね。必読です。

 

日本3.0 2020年の人生戦略 (幻冬舎単行本)

日本3.0 2020年の人生戦略 (幻冬舎単行本)