クラウドバンクに100万円投資。私がソーシャルレンディングを選んだ3つの理由
※本記事に記載の内容は、筆者の個人的な体験および意見に過ぎません。リターンを保証するものではありませんので、実際の投資はご自身の責任で実施頂くようお願いいたします。筆者はいかなる損害への責任も負いかねますので、予めご了承下さいませ。
すごーく久しぶりに投資の話。
銀行口座にまとまったお金があったのだけど、2月に振り込まれた金利があまりにも少なくてびっくりしたので、資産運用を決行。クラウドバンクの「中小企業支援型ローンファンド」に100万円を投資してみました。
これです。
ソーシャルレンディングに決めた理由
3つあります。
1.償還日が決まっている
ソーシャルレンディングはざっくり言うと銀行貸し付けを個人が行うようなものなので、借主は決められた期日までに返済をする必要があります。これは貸主側からすると、その日にはほぼ確実に元本が戻ってくる計算が立つことを意味します(もちろん元本毀損のリスクはあります)。株やFXでは、相場が上がると欲が出て利益確定ができなかったり、下がると上がるまでポジションを決済できなかったりして、ずるずる投資をしてしまいがちだけど、そういう体験とは無縁でいられるのです。償還日までに、帰ってきた元本を次はどこに投資するか、じっくり考えることができます。
2.非常に高い確率で、年率5%以上のリターンで増えて戻ってくる
もう一つ特質すべきはその利率。例えば日経平均は1年前との比較こそ13.8%増えていますが、2年前と比較すると1.8%しか増えていません。安定的に年間5%以上のリターンが見込めることがどれだけすごいことか分かって頂けるかと思います(繰り返しますがもちろん元本毀損のリスクはあります)。
一方、リスクほぼゼロのみずほ銀行の定期預金金利は0.001%です(本記事執筆時点)。マイナス金利恐るべし。。。
3.相場に一喜一憂する必要がない
そして大きいのがこれ!マーケットのある金融商品に投資しちゃうと、相場が毎日気になっちゃうんですよね。証券会社のウェブサイトにログインして、毎日含み益をチェックするエネルギーってほんとにバカバカしいので、それをしなくて済むというのは計り知れないメリットです。
私、2年前から最近まで、投資信託の積み立てで150万円くらい投資してたんですが、投信の積み立てなのにやっぱり含み益が気になっちゃいました。相場の一時的な下落もあって結局プラマイゼロで、このエネルギーがもったいなくて先日全部決済しちゃいました。それでも、なんとかプラマイゼロにしてくれたトランプ相場に感謝。
以前、こんな記事も書いたのでよろしければどうぞ。
クラウドバンクを選んだ理由
最大手のmaneoを始め、業界は盛り上がっていますが、まずはクラウドバンクにしました。理由としては、償還までの期間が短い案件が多かったからです。今回の案件はなんと5ヶ月。期間が短いことのメリットは以下です。実質利回りが同じ前提とします。
1.償還された元本を次の投資に向けることで、複利の効果を享受できる。
例えばmaneoだと12ヶ月以上の案件がほとんどで、長いものだと23ヶ月返って来ないものもあります。早く戻ってくる案件だと、増えた利息も含めて次の案件に投資できるので、最終的なリターンは多くなります。
2.流動性が高い
急にまとまったキャッシュが必要になった場合を想定すると、5ヶ月で戻ってくる案件と23ヶ月返ってこない案件のどちらが安心かは、一目瞭然です。
ということなので、普通は5ヶ月の案件より23ヶ月の案件の方がリターンは高くなるように設計されるはずです。ただ、ざっと見たところ不思議なことに目標利回りに大きな違いが見られなかったんですよね。なので当面は短期の案件を中心に投資していきたいと思っています。
お金に働いてもらいます。
やっぱりキャッシュは普通預金に置いといちゃダメですね。ソーシャルレンディングが素晴らしいのは、個人の普通預金という、既存の遊休資産をかき集めて価値を生み出す、言わばシェアリングエコノミーの側面を持っている点だと思ってます。そういうお金は、それを必要としている企業に使ってもらって、自分もリターンを受け取れるのがいいに決まってますよね。
ちなみに今回の案件は期待利回りはこんな感じ。結果はまた報告します。