#22 フィリピンの方がいいと思う3つのこと
前回の記事ではフィリピンを散々こき下ろしてしまったので、今回はいいところを綴ることにします。
なお、ダバオには観光で行きましたが、ほとんどの期間はセブに滞在しておりマニラ等には行っていませんので、ご了承下さい。
1.陽気で親しみやすい
特にホテルやレストランのスタッフを見ていて感じることなのですが、彼らはとても陽気でフレンドリーなんですね。ホテルの廊下で会うといつも挨拶してくれますし、大声で歌いながら掃除してたりします。うるさい(笑)
もちろんサービスという面では日本も素晴らしいのですが、フィリピンの人たちは教育されてそうしているというよりは、より自然体な感じするんです。接していて心地よいです。
ビジネスで日本を訪問したフィリピン人の友人がこう言ってました。
「どうして日本人は電車で他人と話さないの?みんなスマホを眺めてばかり」
2.いい意味でテキトー
トップの写真見て下さいよ。いったいどうしたらこんな訳になるんだろう。
この写真が体現しているように、フィリピン人ははっきり言って仕事は雑です。 こちらが指摘するともちろん対応はしてくれますが、謝らないし悪びれる様子もありません。前回の記事ではフィリピンのそんなサービス品質の悪いところを書きました。
でも、それは過剰に期待するからがっかりするわけです。最初からそんなもんだと思っておけば気になりません。昨今、日本人は何か不満があるとすぐにクレームをつけますが、これはもう日本人病とも言える病気だと思います。本人たちも苦しいでしょうし、ましてや海外で生活なんてできません。
素晴らしいサービスは従業員の努力によって生まれるものなので、サービスが充実すればするほど従業員は疲弊します。顧客もだんだんそれに慣れてくると、いいサービスを受けているのにちょっとしたミスで不満を感じるようになります。今の日本のように。それを考えると、フィリピンぐらいの方が逆にお互いにストレス感じなくていいのかな、と感じるようになりました。
トップ写真のようにほのぼのするくらいのテキトーさが、いまの日本人に必要だと思います。
3.若い人が多い
石を投げれば子供に当たります。ご老人を探すのがとても大変です。この国の平均年齢は23歳だそうです。ちなみに日本は45歳。
別に若い方の方が価値が高いと言うつもりはありませんが、彼らにはより長い人生の可処分時間が残されているので、それだけ社会が発展する可能性を秘めています。
加えて、人口自体もすごい勢いで増え続けています。はっきり言って、人口の増加に対してインフラや雇用の供給が追いついていません。おまえらもうちょっとコントロールしろよと言いたくなります。
国家としてもまだ未成熟で、ビジネスに関しては素人の私から見ても、いくらでもビジネスのプランが思いつくくらい、まだこの国には不便なこと、必要なものがたくさんあります。事実、多くの日本人がこの土地に乗り出してビジネスを始めています。
前回の記事で登場したヘッドハンティング会社の社長さんもこう仰っていました。
「不動産投資だったら他にも魅力的な国はたくさんあるけれど、ビジネスだったら絶対セブ!」