未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

#26 すべての日本人は一回途上国で生活してみるべき

セブから戻ってきました

 

4/22から5/16までセブに滞在していました。今回の目的は留学ではなく、会いたい人がたくさんいたのと、海外に居た方が創作意欲が高まるので。まぁいわゆるバケーションです。なので、当ブログの記事も13から25まではセブで書いていました。

 

セブに行くのは3度目でしたが、日本に帰って来るといつもその国としての完成度に驚かされます。もうこれ以上改善するとこが見つかりません。そして戦後、70年足らずでいったいどうやってここまで発展したのだろう、と考えずにはいられません。先代の方々の努力には頭が下がります。

 

そんな日本ですが、失われた20年だの、閉塞感だの言われて久しいです。なにより、街に活気がありません。通勤電車を見ていると特にそれを感じます。

 

これについては個人的にとても興味のあるテーマなので、追って綴っていきたいと考えていますが、今日は一点だけ。

 

日本人こそ途上国に住んでみよう

 

私は、すべての日本人が一度、海外で数ヶ月間生活してみるべきだと思っています。特にいま日常に不満を感じている人にこそ、行って欲しいです。目的は一人旅でも留学でもインターンでも、何でもいいです。

 

それもニューヨークやシンガポールのような都市ではダメです。セブです。ジャカルタです。バンコクです。不便を感じましょう。危険な目に遭いましょう。イライラしてみましょう

 

これらは私が実際にセブで撮ってきた写真です。

 

f:id:jazzpianotrio:20140517015948j:plain

f:id:jazzpianotrio:20140517015954j:plain

 

これを実際に見たら、家や食べ物があることがどんなにありがたいか、仕事が選べることがどれだけ恵まれていることなのか、トイレがキレイなことがどれだけ普通じゃないか、実感しない人はいないと思いました。

 

いまの時代の日本人として生を受けたことに心から感謝できるようになるはずです。

 

こんなのは何度も聞いたことがある話かもしれませんが、やっぱり実際に行って自分の目で見て来ないと分からないです。

 

もちろん、家庭やお仕事の事情、お金の事情で実現が難しい人も多いのは理解していますが、もし少しでもチャンスがあるのなら実現に向けて努力して欲しいなぁと思います。

 

例え数ヶ月の間、収入を失うようなことがあったとしても、そこで起きた価値観の変化は、そんなものすぐにペイしてくれるほど大きなものだと確信しています。

 

21.フィリピンで学んだ3つのこと —郷土愛— - Thou shouldst eat to live; not live to eat.#21 フィリピンで学んだ3つのこと —郷土愛—