未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

#96 バークリーday68 非ネイティブに優しくない国?

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来週のNewport Jazz Festivalに向けて、出発日の朝が早いのでSouth StationからProvidence行きの列車のチケットを事前に買いに行くことにした。

 

チケットの仕組みが分からなかったので、カウンターでは

 

「8/2の6:45にSouth Stationを発車してProvidenceに行く列車のチケットを下さい」

 

と言った。最終的に、Commuter Railは全席自由席のシステムで、時刻を指定してチケットを買うことはできないことが分かり、目的のチケットも問題なく買うことはできたのだけど、そこに到達するまでにはスムーズではなかった。

 

 

基本的な会話は全く問題ないんだけれど、細かいニュアンスをやりとりするシチュエーションになると、意思疎通に時間がかかることがまだ時々ある。

 

もちろんここはアメリカなので、ネイティブ並みに英語を扱えない方が悪いと言われればそれまでなんだけれど、外国語をネイティブ並に習得するのは大変な時間と労力がかかる訳で、外国人を相手に接客する人はもうちょっと非ネイティブに寛容でもいいなと思う。ゆっくり話すとか、相手の言っていることを理解しようとするどころか、やれやれ、とバカにしたような表情をする人が少なくないのは残念。

 

英語が世界共通語的な役割を果たしていると言っても、ネイティブはわずかでそれ以外の人の方が圧倒的に多いことを理解して欲しいと思う。

 

一方で、こういった配慮って、外国語を勉強してネイティブとの会話に困る、っていう経験をしないと身に付かないだろうとも思う。多くのアメリカ人は国外から出たことがないようなので、言語についてもモノリンガルで、外国語の学習経験はないと推測している。

 

逆に日本では英語が通じない、という不満が外国人から上がっていて、サービス業をしている人はもっと英語力を底上げしないといけないので、そういう点ではお互い様、というのが今の自分の意見かな。