未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

#136 ものを持たないライフスタイルの3つのメリット

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ものを持たない生き方っていいなぁ、と思うようになりました。

 

必要なものって本当はすごく少ない

もともとあまり物欲のない性格だと思ってたけれど、去年、留学のため住んでたマンションを引き払うんで大掃除をしていたら、出るわ出るわ・・・。ゴミ袋大サイズで10袋は捨てたと思います。

 

3年前の電気料金の請求書、安かったから買ったけど結局一度も着なかったTシャツ、友人の結婚式の2次会で当たった大して欲しくもない景品、・・・。

 

人って知らないうちにものを溜め込むんだなぁと痛感しました。

 

スーツケースについては写真の小さいやつしか持ってなくて、フィリピンの6ヶ月留学も、アメリカの3ヶ月留学もこれで行きました。端から見ると2泊3日の旅行に行くような格好で、周囲からも驚かれたけれど、全く不自由なかったんですよね。ああ、生きていく上で必要なものって、本当はすごく少ないんだなぁと痛感しました。

 

ものを持たないとどんないいことがあるのか、考えてみました。

 

クリエイティブになれる

部屋が散らかっているとなんとなくイライラしませんか?カフェだと仕事や勉強がはかどりませんか?このことは、部屋の散らかり具合が無意識のうちにメンタルに影響することを教えてくれます。職場のデスクはその人の頭の中を表していると言うけれど、言い得て妙だと思いました。気持ちよく生産的に過ごすためには、自分の部屋はいつもカフェのような空間を維持すべきなんですね。

 

フットワークが軽くなる

ものを持っていないと移動するのがすごく楽になるんですよね。段ボール30箱分の衣類を持っている友人がいますが、彼女のようにものをたくさん持っていると、引っ越しはもはや人生の一大イベント、という印象です。フットワークが大切な理由は、これからの時代、お給料が高いことよりも、その時々で好きなところに滞在できる方が豊かに生きられると考えているからなのですが、それについてはまた追って。

 

お金がかからなくなる

これには2重の意味があります。一つは、ものを買う人に比べてお金を節約できるという意味。もう一つは、ものを置くスペースがいらないので、狭い家に住めるという意味。今の家が狭いからもっと広い家に住みたいというのは、家族が増えた場合は別として、単にものが増えたからであることも多いんですよね。収納スペースのために大きな家に住むことは、極論するとゴミのためにレンタル倉庫借りてるようなものじゃないでしょうか。住居費が節約できるようになると、また自由なライフスタイルに一歩近づけると確信しています。

 

そんなわけで、今後もなるべくものを持たずに生きていこうと思ってます。一つ何かを買ったら、一つ何かを捨てるか売るルールにしようかな。