#14 先生に不満が出てきたときは
フィリピン留学後も何人かの先生と懇意にさせてもらってるんですが、彼女らと会話をしているといろいろな生徒さんの話が聞けて興味深いです。
ところが最近、愚痴を聞かされることが多い。
本当に先生のせい?
どうも、態度が失礼な生徒さんが結構いるようです。
例えば、短期間に何度も先生を変えてみたり、発音のクラスばかりを取ってそれぞれの先生の発音を比べてダメ出ししてみたり(何様!)、ということが起きているようです。
生徒が先生に不満を持つ状況にそれぞれ事情があるのは理解していますが、それって本当に先生側の問題なんですかね?
っていう問題提起を今日はしてみたいと思います。
モンスターステューデントあらわる!
問題はクレームの「理由」だと思います。本当に学校側に落ち度があるのであれば、さっさと改善すれば良い話なので。
しかし、私が先生たちから聞いている限りでは、どうも生徒さんの発言や行動に筋が通っているように聞こえません。自分の英語が向上しないのがまるで先生のせいであるかのような話や、そもそも最初からクレームつけるのが目的であるかのような話ばかり。彼女らが愚痴るのも分かります。
学校側が可哀想だと思うのは、仮にも生徒は顧客なので、そんなん知らねーよ、で済ませられない点です。
全ては自分の責任と考えるべし
以下の記事でも書きましたが、先生に対してすべきは自分の学習計画に基づいた具体的な改善要望であって、クレームではありません。その上でなお合わない先生がいれば、その先生だけを変えればいいわけで、本当に先生がハズレばかりなのであれば、それはそもそも学校選びに失敗しています。素晴らしい先生がいる学校は実際にあるわけで。
いずれにしても全ては自分の責任です。
ここは海外、相手はフィリピン人
こういったトラブルはどんな業界でもある話だとは思いますが、ことフィリピン留学について言えば、これは他ならぬ一種の異文化交流です。
日本人は黙ってても素晴らしいサービスを受けられることに慣れてるからだ!で片付けるつもりはありませんが、所謂「おもてなし」の文化はオリンピック招致プレゼンでアピールされるくらいなのだから、日本独特のものだと思っておいた方が無難です。意識すべきは以下2点だと思います。
・相手がフィリピン人ということは、物事の捉え方が日本人と根本的に違う可能性がある
・自分の要望ははっきりと具体的に言わなければ伝わることはない
まっとうなサービスを提供している学校が不当に扱われないよう、生徒側のモラル改善が望まれます。