#24 自分だけの英語雑誌が読める!無料アプリZiteがすごい
(2016年8月2日追記)ZiteはZiteとしてのサービスを2015年12月7日に終了しました。Flipboardで同様のコンテンツを楽しめるようです。
Zite is closing soon, but it’s been a good ride & our team has worked hard to bring the best to Flipboard https://t.co/qt8HubnC9d
— Zite (@Zite) 2015年11月23日
日本語でなくてもよい情報は、これからは英語で収集しよう
本ブログでは英語を使わざるを得ない環境に身を置くことの大切さを強調してきました。
それが英語力の維持、向上するのに最も効果的な方法であることについては今も同じ意見なのですが、やはり主体的に英語に触れようとする習慣も大切です。
たとえば情報収集。
小保方さん速報は日本語で収集すればいいと思うのですが、FacebookがWhatsAppを買収した話とか、日本の外で起きていることはもう英語で読んじゃえばいいんじゃないでしょうか?「お金が貯まる人が何気なくやっている5つの習慣」みたいなライフハックはグローバルなはずだから、こんなのもう別に日本語で読む必要なくないですか?
そこでオススメしたいのがZiteです。
Ziteをオススメする理由
Ziteを使うメリットは、自分好みの記事を自動的に集めてきてくれることです。
今まで英語にほとんど触れていない人が英語での情報収集に挫折する理由の一つに、「どんなメディアにどんな情報が載っているのか分からない」というものがあると思います。
私の場合はYahoo!ポータルを眺めるのが日課なのですが、英語だとどこからスタートすればよいか分かりませんでした。同じように感じる人も多いのではないでしょうか。
ところがZiteをインストールした後は、Ziteだけ見ていればいい。そして驚くべきは、使えば使うほど自分好みのメディアになっていくことです。以下、解説記事より引用します。
「Zite」ではまずTwitterのアカウントとGoogle Reader(RSSリーダー)のアカウントを聞かれます。そして「Zite」はそのTwitterアカウントでツイートされたコメントやシェアされたリンク、RSSリーダーで購読している内容を基に、50万を超えるドメインからユーザーが興味を持つ内容を探し出してきてデジタルマガジンのように表示するそうです。
さらにすごいのは、ユーザーがどのニュースを読んだかという行動をトラッキングして学習したアルゴリズムを使い、よりパーソナライズされたニュースやコンテンツを表示させるという点です。「Pulse」などiPad向けにビジュアライズされたRSSリーダーは今までもありましたが、「Zite」は本当の意味でのRSSリーダーの未来型といえそうです。
引用元は以下サイトです。
自分好みの記事が配信されると何がいいかと言うと、読もうとする意欲が湧くことです。誰しも母国語の方が使っていて心地よいですから、日本語と英語の記事があれば、前者に目を通してしまいがちです。なので、自分に英語を読ませるには、英語でもいいから読みたい!と思わせる何かが必要です。特に英語を読む習慣が全くない人にとってはなおさらです。
UIも素晴らしく、ページをめくるときの動きが気持ちいいですよ。
ターゲット
Ziteに出て来る記事は海外で一般に読まれているものなので、 読者は英語が堪能な前提で記事が配信されます。結構単語は難しく、おおよその内容を理解するためには、個人的な感覚ではTOEICで言うと700くらいは取れるくらいの語彙力が必要だと思います。
オススメの利用法
私はベッドの中で寝る前のちょっとした時間に目を通しています。通勤、通学中もいいでしょう。英語だとどうしても完璧に理解しようとしがちになりますが、7割方理解できればOK。分からない単語が出てきてもいちいち止まって調べないことです。ポイントは肩肘張らずに楽しむこと。1日1記事からでもいいので、続けることが大切です。
デメリット
自分好みの記事を集めて来るので、一般的なニュースポータルサイトに比べるとジャンルが偏りがちになることです。なので英語だけでバランスよく情報収集するのであれば、他のメディアとの併用が絶対に必要です。まぁこれについてはウェブメディアの性質として、意識していないと自分好みの記事しか読まない側面を持っているのでZiteに限ったことではありませんが。
今日のまとめ:
必ずしも日本語でする必要のない情報収集は、これからは英語でしよう!今まで習慣のなかった人にはZiteがオススメです。もちろん無料。