未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

仮想通貨が爆上げを続けている理由

 

書きました!

 

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仮想通貨、爆上げ!

 

いやー、2017年はすごい相場でしたね。ビットコイン(BTC)でも年始から16倍、バージ(XVG)にいたっては1900倍ですか。株式市場がまるで止まって見える。

 

この記事を開いて下さった方は、仮想通貨の値上がりにワクワクしつつも、

 

「こんなに急激に上がって大丈夫なのか?」

「これはバブルであり、いつか暴落するのではないか?」

 

と感じている方が多いのではないでしょうか?

 

私も同じように感じたのですが、いま世の中で起こっていることが、最近になってやっと腹落ちするようになってきました。

 

具体的には、次のように解釈しています。

 

新しい経済圏の出現

 

いま起こっていることは「新しい経済圏の出現」だと思ってます。

 

どういうことかと言うと、日本で言えば今まで「日本円」という経済圏の選択肢しかなかったところが、「ビットコイン(BTC)」「ネム(XEM)」「モナコイン(MONA)」といった別の選択肢が出てきた。

 

今まで、それらの経済圏に参加している人はほとんどいなかった訳ですから、これから参加する人(=買いたい人)が出て行く人(=売りたい人)より多い状態が当面は続くことになります。

 

価格は買いたい人と売りたい人のバランスで決まりますから、これを考えれば価格が上がり続けるのは当たり前なのです。

 

なので日本円ベースでの仮想通貨が上がっている、というよりは、新しい経済圏に飛び込んだ人が増えている、と解釈すべきなのです。

 

仮想通貨を金融商品と考える落とし穴

 

よく、既存の金融に造詣が深い方ほど「今の仮想通貨の相場はバブルだ」とおっしゃいますが、これは、仮想通貨を株式や債券などの「金融商品」の一つだと考えているためです。

 

確かに会社であればオフィスがあって中で人が働いているので、株式に投資するのはイメージが湧きます。そんな世界で長年働いてきた人にとって、仮想通貨は実体がない、(日本円で)こんなに価値がある訳がない、こんなスピードで暴騰するなんて信じられない、というのは確かに理解できます。

 

だけど、いま起きているのはそういうことではなくて、日本円という既存の経済圏にブラックホールが空いて、それを様々な経済圏が食い始めているイメージです。さらに、この動きはグローバルですから、株式などに比べて動きが遥かに速いのも納得です。

 

これは、ビットコインというブロックチェーンの具体的な成功例が生まれたことと、仮想通貨取引所という存在が個人の参加を可能にし、既存の金融システムに失望、怒りを感じ、新しい経済圏に期待を寄せている人々のエネルギーを吸い上げた結果なのだと解釈しています。

 

すべての通貨が上がる訳ではない

 

とはいえ、通貨は使われなければ価値は上がりませんから、すべての銘柄が上がる訳はありません。今後も新しい仮想通貨はどんどん出てくる一方、人々が持っている金融資産は一定ですから、2018年はさらに淘汰が進むと予想しています。

 

具体的には開発が継続的に進んでおり、コミュニティが活発な経済圏(仮想通貨)が価値を上げて行くと考えています。その視点で、私も日々、各々の銘柄を見ています。

 

ネットによく出てくる「●●は今後、さらに上がる!10000円になる!」みたいなのは完全にポジショントークであり、単なるその人の願望ですから、そういうものはすべて無視。自分で調べて考えた情報をもとに判断するに限ります

 

バブルバブルと言われていますが、全体的には今後もさらに成長していくと考えています。2017年は期待で買われた年でしたが、2018年はプロダクトがリリースされ、使われる通貨が買われる年になりそうですね。

 

あー、思考が整理できてすっきり。2018年も新しい経済を楽しみましょう!