未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

#108 バークリーday80 授業中に発言できなくて思ったこと

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以前の記事でも書いたけれど、こっちでは授業でみんなよく発言する。どんなに下らない意見や回答でも、まるで発言することそのものが良しとされている空気がある。

 

自分はというと、サマープログラムも終盤だけど今だに積極的に発言できない。聞きたいことがあれば授業が終わってから、個人的に先生にアプローチしている。もちろん何も聞かないよりはいいんだけど、授業中に口が開かないのはやっぱりちょっともどかしい。

 

自分が慎重な性格なのもあるけれど、日本式の教育が染み付いちゃっているせいでもあるんだろうなと思う。

 

なんでもかんでもアメリカの真似をすることはよくないけれど、こと教育に関しては、日本もアメリカ式をもっと取り入れた方がいいと思う。日本の教育って、先生が黒板に向かって授業していて、背後で生徒が黒板を写してるか寝てるイメージしかない。

 

対話式、ディスカッション形式の授業は活性化しやすくて生徒も積極的になるだろうし、先生も生徒の理解度を把握しながら進められるのでいいことずくめだと思う。バークリーの場合は、それがしやすいようにさらに少人数制にしているのが素晴らしい。自分のクラスではイヤートレーニングは7人、音楽理論は8人。もっと増やすこともできるだろうに、意図的に数を減らしてるんじゃないかな。

 

今の時代、講義を一方的に聞くだけならもはや教室に集まる必要はなくて、解説動画でも見てればいいわけだから、ね。