未来経済ラボ

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#123 マサチューセッツ州の学校に留学するときの予防接種に関する注意点

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バークリー留学に避けては通れない予防接種!地味だけど知らないことがたくさんあったので、ここにまとめます。

 

※当記事に記載の情報は2014年5月時点のものです。また、当記事は個人の体験をベースとしているため、申し訳ありませんが当記事を利用して発生したいかなる問題についても責任を負いかねます。当記事の情報は参考にとどめ、正確な情報については留学先の学校および医療機関にお問い合わせ頂きますようよろしくお願いします。

 

マサチューセッツ州は多くの予防接種を義務付ける

バークリー留学の際に接種しなければならないワクチンは以下でした。

 

・はしか/おたふくかぜ/風疹(MMR※) 2回

・3種混合 1回

・B型肝炎 3回(2回でもOK?)

・みずぼうそう 2回

・髄膜炎※ 1回

 

こんなに要求されるのは、マサチューセッツ州に学校がたくさんあることと、ハーバードやバークリーのように世界中から学生が来ていることが関係しているんじゃないかと推測しています。

 

※MMRという混合ワクチンは日本にはないようで、接種の際は「はしか/風疹(MR)」と「おたふくかぜ」の2種類を接種するようです。

※髄膜炎のみ必須ではないが、接種しなかった場合は罹患しても自己責任である旨の書類にバークリー現地でサインさせられます。

 

幼少期に接種していれば再接種不要、罹患していれば血液検査を

幼少期の接種歴は母子手帳に載っているので、必ず確認しておきましょう。また、接種していなくても、その病気に罹患すると人間の免疫機能によって抗体ができます。抗体が今も残っている場合は再接種は不要ですが、その後抗体がなくなっている場合は接種が必要になるので、血液検査で抗体の有無を確認することをオススメします。

 

私のケースでは、幼少期におたふくかぜとみずぼうそうに罹患しましたが、おたふくかぜの抗体はなくなってしまっていたので再度接種しました。

 

一度にすべての接種はできないので、早めの準備を

細かいことは分からないので医療機関にお問い合わせ頂きたいのですが、複数ワクチンの接種には制約があるようです。例えばB型肝炎のような生ワクチンは、一度接種すると次に接種するまでに4週間空けなければならない、など。

 

どのワクチンを接種するかは各自の抗体の有無によって変わってきますが、こういう事情があるので、およそ出発日の6ヶ月前くらいからは最初の接種を始めるのが無難だと思いました。私は2ヶ月前にスタートして余裕をもったつもりでしたが、結果的にギリギリでした。

 

予防接種は健康保険の適用対象外

です。なので、会社をやめて留学される方は退職までに接種しなきゃ、なんてことを考える必要はありません。ただ、そのおかげで割り引かれず正規の料金を請求されます。私のケースでは、

 

・B型肝炎 2回 計 ¥17,000

・3種混合 1回 計 ¥5,000

・血液検査 2回(おたふく/みずぼうそう) 計 ¥10,000

・はしか/風疹(MR) 1回 計 ¥10,300

・おたふくかぜ 1回 計 ¥6,700

・英文証明書 1通 計 ¥4,500

 

と、合計¥53,500かかりました。お金のかかる留学、これくらいでびびっていてはいけません。将来の病気の予防のためと思えば安くないですか?

 

予防接種を受けられる場所

予防接種専門機関である日本検疫衛生教会をオススメします。東京と横浜にあります。

 

日本検疫衛生協会日本検疫衛生協会

 

最初大型病院に相談したところ、そこでも接種はできるけれど、他の目的で来ている患者さんも多く長い時間待たせてしまうので、専門の機関をオススメします、と言われた経緯があります。専門の機関は上記以外にもあると思います。

 

もし予防接種をしないで渡航したらどうなる?

バークリーのケースでは、オリエンテーション時に現地の医療機関で接種するよう言われるだけです。アメリカでの入国審査などではチェックされないので、これが原因で入国できないということはありません。ただ、注射はアメリカで打つよりも日本で済ませて行った方が(精神的に)安心だと思います。

 

余談ですが、航空券を購入するサイトはExpediaをオススメします。いろいろなサービスを見てみたけれど、取り扱っている航空券の種類も多いし、(たぶん)一番安いし、何よりシステムが安定していて使いやすいのが嬉しいです。「あれ?これでちゃんと予約されたのかな?」と感じることはまったくなかったです。さすが、もとシステム会社。