未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』を読んで

 

読みました!

 

 

最初のきっかけは4年前に読んだこの本。

 

四角大輔さんの考え方と言葉に強く感銘を受け、当時29歳だった私が会社を辞めて留学するきっかけの一つとなった本です。

 

そんな四角さんはあまり書籍を出されないのですが、ついに今年4月、冒頭の新刊を出版!本ブログのテーマでもある「地方移住計画」の実現に役立ちそうな内容だったので、読むことにしました。

 

今回も期待以上の内容で、ウンウン唸りながら読んでいたのだけど、特に参考になったのはこの部分。

 

SNSでフォローしたいと思うのは、犬も絶景もカフェも音楽も、なんでも扱っている人ではなくて、なにか1つのテーマを極めて、熱狂的に発信し続けている人ではないだろうか。  あきらめずに研究を重ね、発信し続けることで、あなたの個人ブランドがどんどん際立っていくことになる。結果、より多くの人に求められるコンテンツ提供者となり、フォロワーからのニーズや感謝が積み重なることで、いつか必ず仕事につながるのだ。

モバイルボヘミアンとして生きるには、「自分が本当にやりたいこと(大切にしたいこと)」を明確に持ち、表現し続けていることが絶対条件となる。

 

「なにか1つのテーマを極めて」の部分にはハッとさせられました。このブログは「地方移住計画」と言いながら、ジャズやストックフォト、最近では仮想通貨にまでテーマが広がっており、薄々感じていたことではあるけれどエッジがなくなってきてしまっていると感じていました。更新頻度も落ちているのでアクセスも下がってしまっています。

 

ここまで四角さん押しで進行してまいりましたが、最後の本田直之さんのアツいエールにも奮起。

 

自分が本来いるべき場所に身を置いて、夢中になれることや、好きなことや得意なことにできるかぎり多くの時間と労力を投資すべきなのに。みな必死になって「そうでない場所」で「そうではないこと」に人生の大半の時間を費やしてしまっている。  「こうじゃなかったはずだ」とわかっているのに、それを変える挑戦もせず、ずっと「間違った居場所」で生きている人があまりにも多すぎるのだ。  「どうなるかはわからないけれどチャンスもあるし、テクノロジーの後押しもあるから、どんどん実験してみよう」と思える人は、このチャレンジを楽しめるはずだ。

 

いま一度、「自分は何をしているときが一番楽しいのか?」に向き合い、それを熱心に発信しようと心に決めました。

 

四角さんは考え方も素晴らしいですが、人の心を揺さぶる表現力も魅力です。いまのワークスタイル、ライフスタイルに悶々としている方、必読です!