未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

#39 バークリーday11 久々の陽気

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授業3日目。

 

・授業を3日受けて思ったけれど、バークリーは普通の大学だ。バークリーへの留学経験がある人は日本では特別な目で見られるけれど、めちゃくちゃ驚くような学校ではない。もちろん素晴らしいミュージシャンを沢山輩出しているのは事実だけど、それはここで得られる教育とネットワークが素晴らしいから人が集まるわけで、バークリーに行けばスーパーマンになれる訳では決してない。世界で活躍している卒業生は入学前からすでに素晴らしい実績を残していること、門戸は広く開かれていてある程度のお金さえあれば誰でも入学できることは、バークリー留学生を手放しで賞賛している人は知っておくべき。

 

・こちらの人はみんな礼儀正しいと思った。そばを通るときには"Excuse me"、ぶつかったときは"Sorry"を必ず言っているように感じる。アメリカは思っていることはちゃんと伝える文化で、日本ではなるべく言葉を交わさずに物事を済ませようとする価値観だからそう感じるのかな。

 

・留学当初は苦戦したネイティブ英語だけど、すでにだいぶ処理できるようになってきた。自分の英語力の低さを差し引いても、英語ってシンプルな言語だと思った。物議を醸す言い方かもしれないけれど、同じことを伝えるなら日本語の方がずっと表現のバリエーションが豊富だと思った。

 

・Major 7thのコードの新しい押さえ方を練習した。今まではいつも3rd, 5th, maj7th, 9thの順で押さえていたけれど、2nd, 3rd, 5th, 6thなども加わって、音楽に新しい響きを与えられるようになった。バッキングにおける左手のポジションは、音同士の幅を小さくした方がジャジーなサウンドになる。こういう小さな改善を続けていきたい。