未来経済ラボ

新しい経済で生きる実験の記録です

写真ACで換金できてるクリエイターは、9569人中たった540人

 

写真AC初換金

 

2016年8月中旬に写真ACデビューして苦節4ヶ月、初めて換金することになりました。

 

通常は1ダウンロードあたり2.75円で、5000円分ダウンロードされると換金が可能になります。

 

クリエイター登録時には500ポイントがプレゼントされるので、1637ダウンロードされると換金できる計算です。

 

 

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実際に換金できた人は・・・

 

で、ふと、何人くらいの人が実際に報酬を受け取れているのだろう?と気になったので調べてみました。

 

2016年12月16日時点でクリエイターは9569人いましたが、私の通算ダウンロード数ランキングが540位なので、たった540人、全体の5.6%しか換金できていないことになります。

 

もちろんこの人数は常に540人という訳ではなく今後も増えていく訳だけど、私の場合は360枚写真アップして4ヶ月かかってるので、なかなかハードル高いですよね。

 

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秀逸なビジネスモデル

 

完全に余談ですが、サービス提供者側からすると、実はこのビジネスモデルはキャッシュフローの観点で見るととても秀逸です。

 

というのは、商品である写真は先にクリエイターから提供してもらうことができ、クリエイターへの支払いが発生するのは当分後だからです。メルカリなんかもこのモデルですね。

 

加えて、ユーザーの写真ダウンロード時には必ず広告を見せ、広告収入が入るサイト設計になっており、今は少なくとも1ダウンロード2.75円をクリエイターに支払っても絶対赤字にならないようになっています。

 

今後、海外展開を行うとのことですが、アクセスが急増してサーバーがダウンしたり、類似サービスにユーザーを持って行かれたり、Google Adsenseが報酬を大幅に下げたりしない限りは、運営は当面安定しそうです。有料プランからの収入もありますしね。

 

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さいごに

 

お小遣い稼ぎでやっている分にはマイペースにやればいいのですが、写真ACからの収益を収入の柱にしたいのであれば、やはり通算ダウンロード数でTOP10に入るくらいの存在感を出す必要があります。そうなると撮影依頼があったり、テレビ局の取材を申し込まれたりもして、新しいキャリアパスも見つかるようです。

 

先日発表されたトップクリエイターインタビューを読んでいて、そう思いました。

 

540位では、5,000円稼ぐのに4ヶ月かかっているようでは話にならないな、もっとがんばろう、と思ったのでした。